Apr 23, 2011

Thomas Demand

最近気になっているドイツの写真家というかアーティストのThomas Demand(トーマス・デマンド)。
左の写真、ただのアメリカ大統領の執務室かと思いきや、実はペーパークラフトを自分で作成して、写真を撮っているという代物。本物に見せようという意図はほとんどないと思いますが、本物に見えそうで見えない、また、汚れの全くない被写体に観ているこちらのバランスが崩されていく感じです。

本物を模型っぽく見せる写真等はよくありますし僕も大好きなのですが、これは完全に逆。実物大の模型を作成して写真を撮影しており、カメラの高さが人の目線と同じで、それがまた混乱させられる感じで大好きです。

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